GLOCAS

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ローカルを、グローバルへ。

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愛媛大学グローカル地域研究ユニット

「シアトル宇和島屋研究」「福岡正信と自然農法研究」「松山俘虜収容所研究」「越境する海のNomad研究」という4つの事例研究を通して、人・モノ・カネのグローカルな移動や「脱埋め込み⇒再埋め込み」のダイナミクスを探ります。

リサーチユニットとしての目的

ローカルな場で培われた知・価値・技術・制度が、人・モノ・金・情報の移動に伴って世界各地に広がり根付いていくダイナミックなプロセスを学術的に捉え分析する枠組と方法論を構築し、新たな学問領域としての「グローカル地域研究」の形成に寄与する。

リサーチユニットとしての活動実績概要

GLOCAS研究会を11回開催し、メンバー間の専門分野の違いを超えて問題意識を共有することができ、グローカル化現象分析の3方向アプローチの開発や混合研究法の彫琢などの重要な成果を挙げることができた。GLOCASとしての刊行物の刊行、学会ミニ・シンポジウムの開催、講演会の開催、ウェブ発信、現地調査・資料収集、法文学部ニュースレターでの研究成果公開、個別研究プロジェクトの各種研究成果、外聞資金獲得に加え、世界社会会議トロント大海でのパネル報告、愛媛大学ミュージアムでの活動紹介パネル展示会等を行った。また、研究と教育の効果的連動を目指し、学生と共に関係者を訪ねインタビューをする等の実践を進めている。

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ユニット長からのご挨拶

愛媛大学法文学部准教授 account_circle石坂晋哉


 「グローカル地域研究(GLOCAS)」は、令和4(2022)年3月末で、愛媛大学リサーチユニット第2期(三年間)を終えることになります。
 第2期は、「食品小売店のグローカル化」「自然農法のグローカル化」「俘虜収容所のグローカル化」「マグロ遠洋漁業のグローカル化」「鉄道のグローカル化」「鍵盤楽器のグローカル化」「綿業のグローカル化」「インバウンド観光のグローカル化」などの個別事例の分析を進めるとともに、グローカリズムとグローカルの関係、ナショナリズムとグローカルの関係、ローカリズムとグローカルの関係という3つの軸に沿って理論化を図ってまいりました。
 これまで、刊行物として、GLOCASシリーズ(資料集)およびGLOCASワーキングペーパーを発行するとともに、世界社会学会議(ISA)、国際地域学会大会(RSAI)、世界政治学会大会(IPSA)でパネル報告を行いました。
 今後も引き続き、英文論文集の刊行を目指して共同研究活動を続けていきたいと思います。(2022年2月)